女性特有の薄毛の症状には様々な種類があると言われています。
その中でも特に女性ならではの薄毛と言えば、「分娩後脱毛症」ではないでしょうか。
分娩と言う女性にとっても一大事による脱毛症であり、男性には絶対にありえない脱毛症だと言えます。
この分娩後脱毛症とはどのようなものなのでしょうか?
分娩後脱毛症とはどのような脱毛症なのでしょうか
分娩後脱毛症とは、髪の毛の周期である毛周期のサイクルが妊娠後期の女性ホルモンの影響により乱れる事が原因で起こる脱毛症である。
通常の髪の毛の毛周期は、成長期、退行期、休止期、自然脱毛、そしてまた成長期と繰り返すのだが、分娩と言う女性ホルモンの大きな変化によって、一気に休止期に入る事が原因とされているのである。
薄毛になると言うよりは抜け毛が増えると言うニュアンスが大きいが、抜け毛が増えれば薄毛になる事を考えれば、薄毛の原因としては十分に成り立つと思えるのだ。
この場合の薄毛の症状も、部分的なものでは無く、髪の毛全体がボリュームダウンしたり、前髪がぞっくりと抜けるような気がしたり、または全体的に抜け毛が目立つような気がすると言うところから気づく事が多いようである。
分娩後脱毛症は薄毛治療出来るのでしょうか
分娩後脱毛症は、通常であれば、分娩後半年から1年程の間で自然に回復する事が多いと言われている。
それは女性ホルモンの状態が落ち着いてくるからである。
しかし、高齢出産等で、体力の回復に時間がかかる場合には、自然回復しにくいケースもあるようで、その場合は薄毛治療をしなければならない事も稀にあると言われている。
出産に伴う薄毛であるから大丈夫だろうと言う思い込みは禁物なのである。